慰謝料 相手の請求額を3分の1以下にして分割払いを認めてもらい解決した事案
依頼者
年代 40代
性別 女性
居住地 横須賀市
年収 会社員
相談のきっかけ
幼馴染と再会して仲良くしていくうちに男女の関係となり、慰謝料を請求されたため、当事務所に相談へいらっしゃり受任となりました。
争点
慰謝料の金額、支払い方法
弁護士の着眼点
残念ながら不貞行為をしたことを争うことはできず、あとは慰謝料の金額と支払い方法をどうやって折り合いをつけるかでした。
結果
相手方の請求額は、離婚していないことや相手の夫が主導的に不貞関係を形成したことをまったく無視した高額なものでした。
相場を逸脱した金額であるため、こちらとしては、いかにその金額が高額なものであるか回答し続けました。
相手方は、何度言っても同じような金額を支払えと言うばかりであり、埒があきません。
しかし、当方としては、別に支払いが遅れても困るかとはないため、ひたすらに相当な金額を主張するだけでした。
そのようなやり取りが継続されましたが、相手方が自己の条件が高額であることを認識したのか、妥協できる金額での話し合いが出来る雰囲気が出てきました。
しかし、些細な条件で行き詰まり、交渉はとん挫してしまいました。
そのような状況であったところ、相手方が訴訟提起しました。
こちらは従前とおりの内容を主張していき、想定通りの条件での和解となりました。
相手方の代理人はこのような案件を数多く扱う事務所であり、落としどころはわかっているはずでしたが、相手方の説得が出来なかったのか訴訟までやったものの、当初からこちらが提案している水準での和解となりました。
訴訟をしても結果が変わらないことを理解してもらえなかったのでしょうか。
最近依頼者の言いなりになる弁護士が増えていますが、結局無茶な主張は訴訟を誘引し、訴訟では妥当な相場での決着となります。
依頼者の利益が何かを把握することは代理人に求められる能力ではないかと思います。
島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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